トラットリアジージョのこだわりパスタソース

nicco 

2008年09月29日 17:30

gysDESIGN×TRATTORIA GIGIO

[ Process:パッケージデザイン制作 ]

デザインイメージ決定!
前号より数回に渡りソースの試作を重ね、いよいよ本番の製造です。そろそろパッケージも進めないと!まず大事なのはネーミング。そして形。コスト面も含めて色々考えました。商品名は、オリジナルの食べ方も含めた提案のもので決まり、形も決定。店頭に立てて置け、手に取りやすく、目をひくものに仕上がる予定です!そして同時進行のパッケージデザインは、健康的な野菜を使い、余計なものは使わないというシェフのコンセプトを意識し、そのうえでオシャレに見えるものを制作。その次は、左の写真の様にできあがったラフスケッチ(デザインの下書き)をもとに、試作品を使ってイメージ写真の撮影です。
カメラマンに「とにかく美味しそうにツヤ感重視で!」と撮りたいイメージを伝え、皿やカトラリーをセットして実際にパスタをゆでます。美味しく見えるように盛り方を整え、光の角度や写し方にもこだわって本番の撮影開始。ところが、かけたソースが意外に早く下の方にしみ出てきて、途中で大慌て!試作品のソースは2つしかないのに!予想外の事態にちょっと焦ったりしましたが、かなり美味しそうな写真が撮れ、ひと安心。
そこから撮影した写真データをさらに加工して、やっとデザインの仕上げです。最終の確認ができたら、やっと印刷へ!もう刷りあがりが楽しみで仕方ありません。どうか美味しそうにできますように。そして、たくさんの方に手に取っていただけますように!



[ Research:考察 ]

販路もしっかり検討

レトルト食品は常温で保存がきくため、販売にも余計なコストが掛からないのが、今回販売ルートを考える上でかなり有効となりました。ジージョ店頭での販売にしても、販売店へ運搬する際にも冷蔵する必要がなく、電気代や場所代が節約できます。これで多少なりとも販売価格を抑えられるのでは。まだまだ価格もじっくり検討しなければいけません。また、卸関係の方にもお話を聞くことができたりと、食品の流通に関しては、この企画によって知ったことが色々あります。本業のデザインにも活かせるのでは、とコラボ・プロダクトならではの利点を改めて感じたのでした。



[ Suggestion:提案 ]

シェフのオリジナルレシピ付き!


この企画が始まってからというもの、パスタソースの美味しい食べ方にはどんなものがあるか、色々と考えてきました。ネーミングの決め手にもなった食べ方に加えて、ソースを素材にしてもっと美味しい料理ができないか、またまた検討してみました。思いついたアイデアをシェフに相談し、シェフオリジナルのレシピを作っていただきました!
そして、それをパッケージにも付けて、新しい美味しさを発見してもらおう!というのがねらいです。イタリアンのシェフならではのレシピは、すぐにでも試してみたいものでした。ますます出来上がりが楽しみです。みなさんも購入したら、ぜひ試してみてくださいね。


まもなく販売開始!
こうして、とうとう形が出来上がってきました。後は、加工している商品の納品を待って、パッケージに入れるだけ。そして各販売場所へと運びます。販売開始時期は、来月くらいになる予定。発売が決定したら、niccoブログ内「コラボ★プロダクト」でお知らせします。それでは、どうぞお楽しみに!

本誌発行からの2ヶ月間、進行状況は当ブログでチェック出来ます。
また、お問合せの受付フォームはコチラ。みなさんどうぞお気軽に送信してくださいね。


次の制作案件も企画進行中!
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繊維のまち、浜松ならではの、こだわり抜いたデザイン手ぬぐいをプロダクト。お土産に最適な逸品を目指します。
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