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旬の味が楽しめる地元産素材のメニュー


一度に多くの野菜が食べられるように工夫された御膳。セットの小鉢の種類も豊富で、一口一口、やさしい味が体中にしみこみます。
沢山野菜の彩り御膳 ￥1,100

大切だとわかっていても、忙しくて日常の食生活をおろそかにしがちな人も多いのでは。
　「私も以前、仕事で帰りが遅くなったときは偏った食事になりがちでした。そんなことから、夜遅くなっても体にいいものを気軽に食べられるお店を、と思っています。」
そう話してくれたのは“人と地球に優しいお店”をテーマにしたダイニングカフェ「ECOLOJI」の店長、塩野さん。今年の5月30日（ゴミゼロ）の日にオープンしたばかりのこちらでは、地元でとれた栄養たっぷりの野菜や肉、魚を使った料理がいただけます。野菜は地元農家と提携しているため、ひとつひとつが地場の栄養をたっぷり吸収したものばかり。しかも農家からの直送なので、新鮮さが自慢です。
店内では、フェアトレードの商品やマイ箸などのアイテムも販売されたり、毎月0のつく日は明かりを消してキャンドルナイトを催すなど、エコに対する関心の高さもうかがえます。アジアンムードあふれる店内は居心地が良く、「食」を通して美味しく健康的に、リラックスしたひとときを過ごせます。







太陽の光を浴びた色鮮やかな新鮮な野菜




「ECOLOJI」取材後、提携先の畑を見学させていただきました。一面に広がる緑と土の香りに、そこにいるだけで癒しのパワーをもらったような気分に…。
畑には、ピーマン、トマト、茄子、枝豆と、今が旬の夏野菜が育てられていました。どれも色が濃く、瑞々しく育っていたのが印象的。
「これ、なんの食べ物かわかる？」迎えてくれた農家の方にふいに質問され、答えがわからずにいると「里芋だよ。都会の人はわからないんだねえ」と、笑いながら教えてくれました。野菜は丁寧に育てないと病気になりやすく、実りの時期まで守り続けるには、網をかけたり草取りをしたりと一苦労なのだとか。
また、美味しい野菜を作るためには、土づくりが何より大切。こちらでは、冬になると落ち葉を集めて有機肥料にし、土を肥やしているのだそう。
「色々と大変なこともあるけど、大事に手間ひまかけて土をいじれば美味しい野菜ができるんです。スーパーではまっすぐ揃えられた野菜でないと売れないけれど、農薬を最小限に抑え、旬の野菜が持つ力を引き出して元気な野菜を作っていきたいのです」と話してくれました。
陽にあたり、のびのびと元気に育つ野菜を見ると、作り手の素朴でやさしい思いが伝わってくるような気がしました。




ECOLOJI店内には、フェアトレードの商品からマイ箸、植物のタネなどが販売されています。

A.JUTE PLANET
（プチトマト／ひまわり）
　※植物のタネが入っています ￥200

B.マイ箸
（フェアトレード） ￥735

C.ピアス ￥1,000


D.ピアス ￥1,300

E.ピアス ￥1,000